2022.01.26 【IIFES2022特集】東芝インフラシステムズDX推進、スマート工場実現支援

産業用サーバー「FS20000R」シリーズ

 東芝インフラシステムズは、産業分野のDXを推進し、顧客のスマートファクトリー実現を支援している。IIFESでは「デジタルの源流からDXへ~進化し続ける東芝のものづくり総合力~」をテーマに、コンポーネント、ソリューション、IAシステムなどを紹介する。

 産業用コンピューターでは、昨年11月末に発売した産業用サーバー「FS20000R」シリーズを出品する。高性能Xeon CPUを採用するとともに、SSD・HDDの組み合わせも可能で、高速処理と大容量化を実現した。AI活用を想定し、高性能GPUボードの実装にも対応し、従来の産業用サーバーに求められる高い信頼性と長期供給・長期保守を備え、現場の先進的なモノづくりに貢献する。

 ハードウエア製品のみならず、安心・安全な製造現場を実現する多種多様な製品群も展示。リストバンド型センサー「MULiSiTEN MS100」は温度、湿度、脈拍などを計測できるセンサーで、過酷な環境での「暑さストレスレベル」を見える化する。

 クラウドエンジニアリング環境「nV-Toolsクラウド」も紹介する。同社の産業用コントローラーの開発ツールとシミュレーターをクラウド経由で使用でき、テレワークが進む中、引き合いは旺盛だ。

 ハードからソフト・サービスまで、幅広くそろえる総合力を生かし、製造現場のスマート化を実現する。