2022.02.02 ダイニチ工業、加湿器の単価アップ加速高級機シリーズで利益貢献

「カンタン取替えトレイカバー」も支持されている(写真はRXTシリーズ)

 ダイニチ工業は、コロナ禍で需要が高まった加湿器で、加湿能力1000ミリリットル時クラスの「LXシリーズ」を軸に単価アップを図っている。加湿器全体では2020年度の大幅増の反動を受けているが、LXシリーズの販売は前年比2割増で推移。平均単価も5%強上がり、利益面で貢献している。

 ダイニチは1月31日、2022年3月期第3四半期(21年4~12月)決算を発表。売り上げは前年同期比7.9%減の186億8600万円、営業利益は同8....  (つづく)