2019.12.16 日本HPEがITインフラ従量課金で攻勢 設備投資型モデルからシフト

事業戦略を説明する日本ヒューレット・パッカードのホタード社長執行役員

 日本ヒューレット・パッカード(HPE)は、従量課金でITインフラに必要な製品を提供するサービスの拡大を目指す方針を明らかにした。消費者意識が「所有から利用へ」と変化する中、サービスを通じて顧客との継続的な接点を強化し、収益の安定化にもつなげる狙い。来年中に、顧客のインフラ管理を支援する仕組みも用意する計画だ。

 HPEが東京都内で開いた20年度の事業戦略説明会で、10月に社長執行役員に就任したジャスティン・ホタード氏は「従来型...  (つづく)