2022.02.21 ソニーCSL、3月16日に「オープンハウス2022」オンラインで開催

本日オープンした「オープンハウス2022」のHP

 ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は、3月16日に「オープンハウス2022」をオンラインで開催する。開催は3月18日まで。

 今回、同社として初のオンライン開催となり、また初めて一般公開(入場無料)となる。本日、ウェブサイトがオープン。詳細は順次公開になる。

 今回、同社では会社としての価値観や行動規範を記した、ミッションステートメントを改訂し、「人類とこの惑星の未来のための研究」を新たに設定。これにより地球全体のサステナビリティーを考慮した際、その一部を担う人類として全体の中での調和を意識して文明の進展に携わっていきたいという意思を込めたとしている。

 オープンハウスでは、同社の研究員が、どのような未来を創りたいか、どのように世の中を変えていきたいかを各研究内容の紹介や外部スピーカーとのセッションを通じて紹介する。

 初日の16日は「DATA&AI」の関連研究を発表。北野宏明所長の「人類とこの惑星の未来のための研究」によるキーノートスピーチをはじめ、新しく研究員となった3人の研究紹介を公開。また、データサイエンスや人工知能(AI)に関連したセッションとして「因果情報分析」や「Future of AI」などのテーマで、研究員による発表やゲストを招いた対談などを公開する。

 17日は「Human Augmentation & Creativity」の関連研究で、暦本純一副所長によるキーノートスピーチに続き、20年に開設した京都研究室の活動を紹介。また、知覚や身体能力を拡張する研究やクリエイティビティ―を拡張する研究に関して、ゲストとの対談などを通して、社会実装の事例なども交えながら公開。

 18日は「Sustainability」に関連したセッションで、生産性と生物多様性を新しい形で両立する協生農法に関する研究や事例紹介、宇宙空間における新しい通信方式への取り組み、自律分散型のエネルギーに関する研究と実証試験を発表。また、最終プログラムとして、今後の同研究所の在り方について北野所長と暦本副所長による対談を公開する。