2022.03.11 理化学研究所など研究グループAIで蛍光有機分子を設計、合成にも成功エレクトロニクス関連など広く応用

典型的な蛍光有機分子の分子内自由度の変化に対するエネルギー曲面

 理化学研究所や物質・材料研究機構(NIMS)、横浜市立大学大学院などの研究グループは、蛍光有機分子をゼロから設計する人工知能(AI)を開発し、AIが考案した蛍光有機分子を実際に合成することに世界で初めて成功した。蛍光発光性の分子は、有機EL太陽電池などエレクトロニクス関連の応用が広く期待されるほか、生命科学分野でもニーズが多い。新素材開発につながることが期待される。

  (つづく)