2022.03.18 自動運転の「目」となるLiDAR 東芝が最高画質・最長距離の開発に成功
自動運転の車の「目」ともなるセンシング機能を発揮するLiDAR(ライダー)。東芝は17日、大きさを手のひらサイズに抑えつつ、世界最高級の画質と、世界最長の計測距離を実現した、と発表した。
距離を測る範囲や、広角の度合いについて、用途に合わせて設定できるのも特長。道路をはじめインフラの異常検知や、ロボティクス、ドローンなどにも活用を想定し、2023年度の製品化を目指す。
自動車の場合、1台当たり数個のライダーが必要になると目され、市場規模は、2030年には車載用だけで年間4200万台との推計もある。
(18日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)