2019.12.19 【解説】日立、選択と集中で利益率向上と海外勢に対抗
日立製作所は18日、画像診断関連事業を富士フイルムに、上場子会社の日立化成を昭和電工にそれぞれ売却すると発表した。
日立グループの収益力強化に向けた事業再編の一環で、デジタル技術を活用して産業や鉄道のインフラを革新する成長事業などに経営資源を重点投入。独シーメンスなど海外大手との間で激化する国際競争で、競争優位に立つことを目指す。
日立製作所が画像診断機器事業を富士フイルムに、上場子会社の日立化成を昭和電工にそ... (つづく)