2022.03.31 JDIが高画質・低消費電力の新技術スマートウオッチなど向けに

画質の比較例

 ジャパンディスプレイ(JDI)は3月30日、スマートウオッチなど向けに、高品質で大型化、低消費電力を可能とする新技術を開発したと発表した。

 電子の動きやすさ(電界効果移動度)と、高温などでもトランジスタが安定的に駆動する特性(バイアス温度ストレス、BTS)を両立。ディスプレー性能の向上に幅広く貢献すると見込んでおり、VR/ARなどメタバース・ディスプレーの映像リアリティー向上にもつながる。

 25年度に約250億円、26年度に約500億円の連結売上高を目指す。アップルは同社の主要取引先だが、今回の技術を採用する顧客名は開示されていない。
(4月1日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)