2022.04.07 サムスン、1~3月過去最高売上げの見通し 半導体けん引

 【ソウル支局】韓国サムスン電子は7日、2022年1~3月(第1四半期)業績見通しを発表した。売上高は前年同期比18%増の77兆ウォン(約7兆8000億円)で過去最高、営業利益は同50%増の14兆1000億ウォンと同期としては2018年以来の高水準になると見ている。

 市場アナリストによると、好業績のけん引役は主力の半導体メモリーとスマートフォン。

 メモリー市場は単価下落傾向が続くが、データセンター向けの旺盛な需要に支えられ半導体事業を含むデバイスソリューションは2桁の増収。

 2月に発売されたフラッグシップスマホ新機種「ギャラクシーX22」が想定を上回る売れ行きを見せており、モバイル関連も増収が見込まれる。部門別業績を含む第1四半期決算は4月28日発表の予定。(8日付電波新聞/電波デジタルに詳報します)