ビルの設備などと連携してロボットを運用する動きが広がっている。オムロンが手掛けるロボットの活用が進んでいるのは、東京・豊洲のビル。清水建設とロボット関連のブルーイノベーションとオムロンが協力。清掃サービスや案内サービスを手始めに進めている。将来的には自動運転車やドローンなども視野に入れた、スマートシティーの取り組みになりそうだ。

　また、凸版印刷と、ロボットを手掛けるベンチャーZMPは、ロボット管理クラウドとエレベーター制御システム間でセキュリティー通信を実証した、と発表した。オフィスビルや商用施設へのロボット展開で課題となっているシステム間連携が進みそうだ。
（14日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します）