2022.04.14 台湾TSMC、売上高・純益が過去最高1~3月業績

 ファウンドリー世界最大手、台湾TSMC(台積電)が14日発表した2022年1~3月(第1四半期)業績は、売上高が前年同期比36%増の4910億7600万台湾ドル(約2兆1236億円)、純利益同45%増の2027億3300万台湾ドルで、いずれも過去最高を記録した。

 高性能コンピューティング(HPC)や自動車関連を中心に旺盛な需要が見られたほか、供給不足による価格上昇が収益を押し上げた。

 用途別の売り上げ構成比はHPC41%、スマートフォン40%、IoT8%、自動車5%、民生機器3%。HPCと自動車は前四半期(21年10~12月)に比べ、それぞれ26%増加。米アップルを主要顧客とするスマホ向けの売上高は1%増えた。

(15日付電波新聞/電波デジタルに詳報します)