2019.12.27 「ローカル5G」参入相次ぐ  地方の課題解決や工場生産性向上など多方面から注目

 地域や産業の個別ニーズに応じ、企業や自治体が自営設備として導入できる「ローカル5G」。地方が抱える様々な課題解決や工場における生産性向上、新ビジネスの創出などにつながることから、多方面で注目が集まっている。この新たな市場は20年に本格始動、10年後には国内で1兆3000億円規模の市場に成長すると見られており、参入企業も相次ぐ。

 次世代高速通信規格5Gには、パブリックエリアで携帯電話事業者の公衆網に接続する「WAN5G」と、閉...  (つづく)