2022.05.10 エネオスグループ、ミャンマー天然ガス開発から撤退政変などの情勢踏まえ

 石油元売り最大手ENEOSグループで上流部門を担うJX石油開発(東京都千代田区)は2日、天然ガス生産をしていたミャンマーから事業撤退すると発表した。同国で唯一参画していた海上ガス田「イエタグンガス田」の権益を手放す。

 ミャンマーでは2021年2月に国軍がクーデターを起こして実権を掌握している。一方で、同ガス田は00年に生産開始後、13年、14年ごろに生産量のピークを迎え、現在はピーク時の10分の1ほどに減少しているという。<...  (つづく)