2022.05.11 サウンドバーをサラウンド化ソニーがリアスピーカーの新型
リアスピーカー「SA-RS5」の使用イメージ
ソニーはサウンドバー「HT-A7000」(既発売)と組み合わせて楽しめるリアスピーカー「SA-RS5」を21日に発売する。
「360 Spatial Sound Mapping(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)」は、複数のスピーカーによって広大な音場と臨場感を創出するソニー独自の立体音響技術。リアスピーカーSA-RS5を、サウンドバーHT-A7000と組み合わせると、それぞれのスピーカー間や天井までの距離を内蔵マイクと測定波で自動計測し、音場を最適化する。
その位置情報に基づき、スピーカーから音波を重ね合わせ、複数のファントムスピーカーを最適な位置に生成する。視聴者は、全方位から音に包み込まれるような没入感でコンテンツを楽しめる。
本体上部に搭載したイネーブルドスピーカーは、天井の反射を利用して臨場感を高めることで、より立体的な音場を形成する。フロントには広がりのあるクリアな音を再生するツイーターとウーハーを、両サイドには低音を効果的に増強するパッシブラジエーターを搭載している。
バッテリー内蔵で、フル充電で最大10時間の再生ができる。また10分の充電で最大90分使用可能な急速充電にも対応している。電源につながなくても使えるので、自由度の高いレイアウトが可能になる。リアスピーカーを移動して設置した場合でも、本体天面にあるオプティマイズボタンを押すだけで簡単に音場を最適化できる。
また、明瞭なサウンドと臨場感あふれる音場を実現するサウンドバー「HT-S400」も同日に発売する。
価格はいずれもオープン、市場想定価格(税込み)はSA-RS5が7万5000円前後、HT-S400が4万2000円前後。