ポールライトを7月発売

シンプルなデザイン

　岩崎電気は、LED景観街路照明のフラッグシップモデル「unis（ユニス）」を開発し、第1弾としてポールライト3タイプ32機種を7月1日から発売する。

　ユニスは、多彩な光を組み合わせ、調和された空間を創出することで、心地良さを感じる屋外空間づくりへの貢献を目指して開発された。周囲の景観を損なわないシンプルなデザインを追求した。同社にとって20年ぶりのフラッグシップモデルの誕生になる。

　発売するポールライトは、シンプルなデザインで街の景観に合わせて選べる3タイプを用意した。「フレアタイプ」は、灯具の造形を美しく見せつつ適度な輝きを持たせる光を演出。「スケジュール機能付き調光／調色ユニット」を追加することで時間や季節に応じた明るさ、光色の制御が可能だ。

　「スティックタイプ」は、光だまりを作ることで明暗のリズムを創出しつつ、グレアを抑えながら空間認識を促す適度な輝きを実現している。

　「フラットタイプ」は、歩行者の安全・安心に配慮した路面に広がるフラットな光で、奥まったフラットな発光面により視覚的なノイズを軽減するデザインになる。

　フレアタイプで実現している照明制御により、効率的なエネルギー使用が可能になるほか、季節ごとに光色を変化させることで空間に彩りを与えられる。災害などにおける停電時にも必要最小限の光で照らすことで、安全・安心なまちづくりにも貢献する。資源の再生利用にも取り組み、サステナブルなものづくりも実践していく考えだ。

　価格は税別12万5000円から39万5000円。