2022.05.31 CO₂の輸送効率化など調査開始ハブ&クラスター検討

火力発電からのCO2を回収する施設

 ENEOS(エネオス)グループと電源開発(Jパワー)は20日、国内でのCCS(CO2の回収・貯留)のサプライチェーン構築を目指し、CO₂排出源などの調査を実施すると発表した。CO₂を効率的に貯留地まで輸送する方法なども検討する。調査は2023年3月まで。

 まずは排出源となるJパワーの火力発電所やエネオスの製油所から出るガスの量や性質を把握し、どんなCO₂の分離、回収技術が適切かなどを整理。どう効率的に輸送できるかなどのデータ...  (つづく)