2022.06.08 Sengoku Gamingがファンミーティング世界大会への意気込み語る

世界大会に挑む「Sengoku Gaming」

 QTnet(福岡市中央区)のグループ会社「戦国」が運営するプロeスポーツチーム「Sengoku Gaming」は4日にオンラインファンミーティングを実施した。本拠地の「esports Challenger‘s Park(チャレパ)」(同)にメンバーが集まり、YouTubeの公式チャンネルで配信した。

 同チームは5月に「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」の国内大会を2連覇。今月から始まる世界大会「2022Wild Rift Icons Global Championship」(シンガポール)に日本代表として出場する。

ファンの質問に答えたオンラインファンミーティング

 ファンミーティングではあらかじめ用意された質問にメンバーが回答。国内大会を終えた感想については、優勝経験があるだけに注目され「前回以上にプレッシャーを感じた」という。海外遠征に持っていく持ち物に関する質問では、みそ汁やラーメンなどインスタント食品や、選手が日常的に使っている化粧品グッズなどを紹介した。

 ファンからの質問コーナーでは「世界大会で対戦したいチーム」「朝が苦手な選手」「2年連続で優勝するために意識したこと」などの質問が寄せられた。コーチの斉藤義明氏への質問もあり、「チームをまとめるうえで難しい事」について「(寝坊した選手を)起こすこと」と答えるなど、自由奔放なメンバーに翻弄される一面ものぞかせた。

海外遠征の持ち物の話題で盛り上がるメンバー

 世界大会への意気込みについて、今回初出場となるOuki選手は「楽しみながら挑みたい」と話した。WAN選手は「前回大会の順位より上を目指す」、Kai選手は「自分たちがやってきたことを世界大会で発揮したい」と闘志を燃やした。

 同チームは日本人4人と韓国人2人の混成チーム。前回大会では言語の壁によるコミュニケーション不足が課題だったとし、お互いの国の言語を少しずつ覚えるなど連携強化を図っている。5月末から市内で強化合宿も実施しており、共同生活を通じてWAN選手は「より打ち解けた」と手応えを語った。

 戦国の西田圭社長は「日本のeスポーツチームで世界を驚かせたい。選手たちを信じて応援していく」と話した。