2022.06.10 台湾TSMC、22年売上高30%増の見通し欧州での工場誘致 具体的な計画なし

 ファウンドリー世界最大手の台湾TSMCは、8日に開催した株主総会で2022年の売上高が前年比30%増加するとの見通しを示した。

 劉徳音董事長はスマートフォンやパソコン、コンシューマー製品向け需要が鈍化していることを認めつつ、自動車、高性能コンピューティング(HPC)向けが力強い伸びを見せていると指摘。世界的にインフレ圧力が高まっているが、半導体産業には直接的な影響はないとし、自社の生産ラインは年内、フル稼働が続く見通しだと述...  (つづく)