ジャパンユニックスは、はんだ付けロボットの新機種を相次いで市場に投入するとともに、IoTに対応したはんだ付けロボットのソフトウエアも充実させている。

　新機種として、はんだ付けロボットの最上位機種「SOLDER MEISTER」の「FRシリーズ」で水平多関節型UNIX-HFRを昨年から販売している。今年は同シリーズの垂直多関節型UNIX-VFRを市場に投入した。

　同シリーズはフルオートメーションの生産ラインを指向した新世代のはんだ付けロボットとして製品化された。IoTに対応し、はんだ付けロボット全機種に通信ポートを搭載。これにより、同社独自のはんだ付けロボット管理ソフトウエア「ソルダリングマネージャー」に全機種で対応可能となった。

　同社は、電子機器プリント基板や製造装置などの品質・プロセスに関わる国際標準規格を定めているIPC（米イリノイ州）の日本総合代理店となり、標準規格書の販売や規格の普及推進活動を行っている。

　IPCは「はんだ付コンテスト日本大会」を10月に「名古屋ネプコン　ジャパン」（主催＝RX Japan）の会場で開催する。