2022.06.16 スパコン開発競争激化 AIと組み合わせ新技術の開発が活発

理研と富士通が共同開発したスパコン「富岳」

 最先端のスーパーコンピューターと人工知能(AI)を組み合わせ、新たな技術開発につなげる動きが活発化している。富士通と理化学研究所は、富士通のAI技術と理研のAI創薬シミュレーション技術を融合し、スパコン「富岳(ふがく)」を活用した創薬技術の共同研究をスタート。NECは国内企業最大規模のAI研究用スパコンを構築し、2023年3月の稼働を目指す。スパコンとAIの開発競争は世界規模で激化しており、日本のIT企業の底力が問われることになりそうだ。

...  (つづく)