2022.06.21 ヤマダ、インドネシアにベスト電器1号店17日にオープン
首都ジャカルタにあるスナヤンシティに直営店を出店
ヤマダホールディングス(HD)は21日、ベスト電器ブランドで展開する海外事業で、インドネシアの首都ジャカルタにあるスナヤンシティに直営店1号店を17日にオープンしたと発表した。
売り場面積は2663平方メートル、現地スタッフ18人で運営する。インドネシアでは、今年8月までに首都ジャカルタ周辺に7店の出店を計画し、その後も都市化が進む地域に展開していく予定だ。「出店は計画通りに進んでいる」(ヤマダHD)とし、2024年までに約30店を出店して100億円の売り上げを目指していく。
ヤマダHDは日本国内の少子高齢化や世帯減少などの環境変化を受け、ベスト電器ブランドで東南アジア地域への海外展開を加速している。ベスト電器は、1985年に海外1号店をシンガポールに出店してから、東南アジアで40年近い歴史を持ち、現地でのブランド力がある。
インドネシアはシンガポール、マレーシアに次ぐ3カ国目の進出。今回の出店地は、ショッピングモールやオフィスタワー、アパートタワーなどからなる多目的開発施設で、周辺には多数の日系企業も拠点を構えている。日系小売業として質の高い接客を提供し、売り上げにつなげていく構えだ。