ジャパンディスプレイが、新技術のアピールを強化している。東京都内でプレスなど向けに技術説明会を開催。出光興産と手掛けるPoly-OSをはじめ、従来の性能を大きく引き上げる「革新的」技術を訴求するとともに、知財としての外販などを打ち出した。「ゲームチェンジャーになりうる」と同社は見込む。

　期待する技術のうち、多結晶酸化物半導体では、出光とタッグを組んでいる。出光側はこれまで、いくつかのアプリケーションを社外と協議。その中で、JDIの独自技術と融合させることで実用化のめどがたったという。

　この技術をめぐっては、すでに顧客と商談も進み、量産開始が見込まれている。ちなみに、アップルは同社の主要取引先の一つ。さまざまな新たなデバイスに搭載されるのでは、との見立てもある。

（7月1日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報します）