2022.07.05 電力ひっ迫、初の注意報季節外れの高温などで5日間継続

 政府は6月26日夕に、首都圏や北関東の1都6県(静岡県の一部も含む)の東京電力管内の電力需給が逼迫(ひっぱく)するとして、「電力需給ひっ迫注意報」を初めて発令。その後、30日夕まで継続される異例の事態となった。梅雨時期に季節外れの高温が続いたことなどが原因。発令中の夕方に一般家庭や企業などに節電を求めた結果、大きな影響は出なかった。

 電力の需給逼迫を巡っては、東日本大震災後の2012年に設けられた警報が今年3月、初めて発令さ...  (つづく)