2022.07.11 STマイクロ、米メタレンズと協力測距センサーにメタサーフェス光学素子を採用

メタサーフェス光学素子

 STマイクロエレクトロニクスは、米Metalenz(メタレンズ)との協力を発表した。STの新しいdToF測距センサー「VL53L8」に、メタサーフェス光学素子を採用したもの。市場投入が高く期待されていたメタサーフェス技術について、初の商用化例になるという。

 メタレンズはハーバード大発のベンチャー。その技術は、複数素子を組み合わせた従来の複雑なレンズを、単一の光学素子に置き換えるとともに、さらなる機能の追加を可能にする。  (つづく)