2022.07.15 「過去最大」の干ばつ常態化数値モデルで河川流量を解析

干ばつの可能性を示す地図(提供=東大)

世界初の研究成果 国際研究チーム

 近い将来には「過去最大」を超える干ばつが、世界の複数の地域で何年も継続して起こりそう--。そうした見通しを、国立環境研究所や東京大学、韓国科学技術院などの国際研究チームがまとめた。数値モデルを使って河川流量の全球将来予測データを解析し、干ばつが発生する頻度を調査したもので、世界で初めての研究成果。脱炭素社会の実現...  (つづく)