2022.07.27 メタバース上にサッカーファンの交流空間浦和レッズと凸版印刷が開設

メタバース上で浦和レッズのファンが交流できる

3Dで再現した浦和レッズの歴代のユニフォーム3Dで再現した浦和レッズの歴代のユニフォーム

 J1リーグ所属のプロサッカークラブ「浦和レッズ」を運営する浦和レッドダイヤモンズ(さいたま市緑区)と凸版印刷は29日、インターネット上の仮想空間「メタバース」内に浦和レッズのファンが集う場を開設する。浦和レッズのクラブ設立30周年を記念した取り組みだ。

 メタバース内に開設するのは、「RDES 030th VIRTUAL FAN WORLD by TOPPAN」と銘打ったサッカーファンの交流空間。

 具体的には、浦和レッズが過去の大会で獲得したトロフィーや歴代ユニフォームなどを3次元(3D)で空間内に再現するほか、浦和レッズの現役選手が3Dアバター(分身)となって登場する。さらに参加者が、ユニフォームを着たアバターとなって空間に入り、ファン同士で交流することも可能だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大を機に新たな観戦スタイルやファンサービスを模索する動きがスポーツ業界で広がる中、バーチャル空間を駆使して業界に新風を吹き込む両社の挑戦に注目が集まりそうだ。

 (28日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)