2022.08.17 モーターなどの異常検知を簡便にFAやプラント監視に取り組む
プラントのメンテナンスなどを訴求する展示
FAやプラントの監視などに関心が広がる中、村田製作所は状態規準保全(CBM)といったニーズに対応するため、ソリューションに取り組んでいる。
一般的には、ポンプやモーターなどにセンサーをつけ、データを数カ月~半年以上蓄積。技術者が分析して閾値を設定し、CBMに移る。ただ、これについては、「データ分析が必要で、技術者や時間が足りない」といった困り事がある。
そこで、一般的な回転設備などでは、振動を自動学習し、高異常度の場合に検知し、その設備を点検するといったAIソリューションに取り組んでいる。これだと、1カ月程度の「学習」で済み、分析技術者も不要で、異常度ベースでCBMに移れる。
ほかにも、エネルギーハーベスティングを利用したワイヤレスセンサネットワークをはじめ、DXソリューションが進んでいる。
(18日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)