2022.08.22 エソテリックが初のアナログ・ターンテーブル革新的な音響技術など投入

アナログ・ターンテーブル「Grandioso T1」

 エソテリックは、ブランド創立35周年を記念する初のアナログ・ターンテーブル「Grandioso T1」を、9月から発売する。価格(税込み)はアーム付きで770万円、アームレスで715万円。

 Grandioso T1は、ESOTERIC創立35周年を記念するブランド初のアナログ・ターンテーブル。フラッグシップGrandiosoシリーズの名を冠する製品にふさわしく、日本国内で特許を取得した非接触ドライブ方式「ESOTERIC MagneDrive System」をはじめとして、「マグネフロート方式プラッター」、モータードライバーの「10M㎐クロックシンク」など、革新的な技術を惜しみなく投入した。

 マグネフロート方式プラッターで軸受けの摩擦抵抗を大幅に低減させた。メインユニット、モーターユニット、電源部による3ピース構成。高品位VCXO搭載モータードライバーで正確な回転をサポートする。

 プラッターの支点がレコード盤面に近く、回転の安定度を高めるインバーテッドベアリング。前面のマイクロメーターにより、マグネティックドライバーの伝達トルクを変えることで、音色の微調整ができる。

 アルミニウムとウッドによる3層シャシーで効果的に振動をコントロールする。美しいハイグロス・ピアノ仕上げのミッドシャシー、特殊ダンパー構造のアイソレーションフット。

 2スピード(33/45回転)対応。0.1%単位でスピードの微調整ができる。ダイナミックバランス型トーンアームTA-9Dを搭載した。アームレスでのオーダーも可能。オプションのアームボード追加により、最大3本までアームを増設できる。