2022.08.31 【エンターテインメント特集】クラウンの一条貫太都内で初のワンマンコンサート、ベーシストの父と共演

左から一条貫太、父でベーシストの一條克成さん

 7月20日に新曲「でっかい東京」(日本クラウン)を発売した演歌歌手の一条貫太が27日、東京都世田谷区の北沢タウンホールで、東京での初ワンマンコンサート「2022コンサート~歌いまくる一条貫太~」を開催した。

 2018年のデビュー以来、演歌一筋で歩んできた一条は、新曲でフォークタッチの曲調に挑戦するなど、精力的な活動を続けている。

 開演前に一条は「腹をくくってやるぞ、という熱量がある。一人一人に言葉が届くように、訴えかけるように歌いたい」と力を込める。このステージに賭ける思いは強く、トレーニングジムに通い体を鍛えたという。ステージでは、270人のファンに向け、「でっかい東京」など全26曲を披露した。

 今回、一条の父でベーシストの一條克成さんとの親子共演コーナーを設けた。一条は「家ではよく一緒に演奏していますが、緊張はしますね」と照れ笑いを浮かべた。2人で「北の蛍」など2曲を演奏した。

 そのほか、披露する楽曲は、ファンクラブ会員に聴きたい曲を募り、その曲を中心に選曲した。一条は「1000曲ほどリクエストがあった。その楽曲を中心に構成を練ってきた。皆でつくり上げるコンサートだと思っている」と話した。