2022.09.01 22年上期の半導体企業世界M&A、取引総額2.9兆円 中国・紫光集団買収が最大

 米調査会社ICインサイツは8月30日、2022年上期の世界の半導体企業によるM&Aに関するレポートを発表した。大型案件は4件、取引総額は計206億ドル(約2兆8500億円)と前年同期の182億ドルを上回った。

 上期の買収額最大は中国の投資ファンドによる半導体コングロマリット、紫光集団の買収だ。

 紫光集団は北京の名門、清華大学の関連企業で、中国初のNAND型フラッシュメモリー企業であるYMTC(長江存儲科...  (つづく)