2022.09.09 シャープ 蓄エネルギー開発本格化 亜鉛使った新技術、実用化目指す

 シャープは、蓄電池の蓄エネルギー物質として亜鉛を用いる新技術の開発を加速する。2024年度までに完成させ、25年度以降の実用化を目指す。今回、環境省のプロジェクトの採択を受け、「フロー型亜鉛空気電池」を用いた蓄エネルギー技術の開発を本格化させる。

 同社は15年から亜鉛空気電池の開発に取り組んできたが、環境省の採択を受け、長年培ってきた電池要素技術により、亜鉛空気二次電池技術をベースに、新たにフロー型方式を採用し、低コストかつ...  (つづく)