2020.01.10 【2020年の経営戦略】岡谷電機産業 山田尚人社長

山田 社長

現状生産体制で利益を伸ばす

 部品需要は厳しい状況が続いている。特に産業機器向けの売上比率が80%を占めている国内需要が厳しく、半々だった国内と海外の売上比率は、海外が54%、国内が46%になった。中国市場は受注ベースで上昇しており、少し好転しているように思える。

 米中貿易摩擦の問題がどう動くかにもよるが、20年の部品需要は19年の水準並みとみている。部品需要が上がってきても対応で...  (つづく)