2022.09.14 国内最大級の計量計測機器展「INTERMEASURE」開幕、「はかる・調べるフォーラム」同時開催

INTERMEASURE2018は3日間で約2万人が来場した

連日多数の「新技術・新製品セミナー」を開催する(写真は2018年)連日多数の「新技術・新製品セミナー」を開催する(写真は2018年)

大学・研究機関と産業界をつなぐ「アカデミープラザ」(写真は2018年)大学・研究機関と産業界をつなぐ「アカデミープラザ」(写真は2018年)

INTERMEASURE2018は18年9月26~28日に開催INTERMEASURE2018は18年9月26~28日に開催

企画展示にはたくさんの人が参加した(写真は2018年)企画展示にはたくさんの人が参加した(写真は2018年)

 「INTERMEASURE2022(第30回計量計測展)」(日本計量機器工業連合会〈計工連〉主催、産経新聞社特別協力)が14日から16日までの3日間、「HAKARUと創るサステナブルな未来」をテーマに、東京ビッグサイト(東京都江東区)西ホールで開催される。出展者数は64社・団体・大学・機関、総小間数は160小間。

 国内最大級の計量計測機器の総合展示会で、会場開催は2018年から4年ぶり。「INTERMEASURE2021(第29回計量計測展)」は昨年2月に開催される予定だったが、ポータルサイトの公開後、東京ビッグサイトでの開催は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。

 INTERMEASURE2022は、同時開催する計量計測、検査、センシングに関する総合展「はかる・調べるフォーラム 見える化・数値化の技術が集結~計測・検査・センサの総合展~」の構成展の一つ。

 はかる・調べるフォーラムは、センシング技術を核とする各産業界の最先端技術・情報が集う商談展示会「SENSOR EXPO JAPAN(センサエキスポジャパン2022)」(産経新聞社主催)、海洋技術、海洋ビジネスに関する専門展示会「SUBSEA TECH JAPAN(第4回海洋産業技術展2022)」(産経新聞社主催)、非破壊検査機器メーカーが一堂に集まる国内唯一の展示会「第11回総合検査機器展(JIMA2022)」(日本検査機器工業会主催)との4展で構成されている。

 「INTERMEASURE2022」の概要

 IoTや近距離無線通信「ブルートゥース」の対応製品をはじめ、長さ測定器や質量測定機器、ロードセル(荷重変換器)、温度計、圧力計、X線検査機など産業のデジタル化や自動化、省人化に寄与する各種計量計測機器・システムを展示・紹介する。

 最先端の計量計測に関係する情報提供や新ビジネス開拓・ネットワーク創りの場として、出展各社による「出展製品・技術説明会」を開く(西1ホール セミナー会場B)。

 「NMIJ法定計量セミナー・計測標準フォーラム」は、産業技術総合研究所との共催。産総研計量標準総合センター(NMIJ)が行う法定計量分野での試験・検査(型式承認、基準器、検定)や、国際相互承認制度の最新動向、各種計量標準の研究開発、校正サービスを紹介する。

 このうち、「計測標準フォーラム第20回講演会」(15日)は、「未来を創る情報通信技術と計量標準・計測-ポスト5G/6Gに向けて-」を、「法定計量セミナー」(16日)は「単位の定義が創る計量標準の信頼性と特定計量器の信頼性」をそれぞれテーマに実施する。会場はいずれも会議棟6階605・606会議室。

 アカデミープラザ(大学・研究機関コーナー)は、研究分野と産業界のコラボレーションを図る催しで、大学・研究試験機関が所有する計量計測センサーなどに関わる先端技術や基礎技術などを知ることができる。

 企画展示コーナーでは、計工連創立70周年・計量計測展第30回記念展示として、開催テーマに連動した会員企業の社会貢献活動や、健康計測機器について展示。出展企業による「自動はかり」の主力製品紹介(パネル展示)などもある。

 計工連発行の健康ハンドブック「はかって、のばそう、健康寿命」の特設ブースでは、血圧計、体組成計、歩数計などの健康計測機器の正しい使い方、健康管理の方法を解説する。

 また、特別セミナー「生涯型PHR(パーソナルヘルスレコード)が切り拓く計測機器の未来~生涯型PHR活用時代の計測機器とは~」を同特設ブース横で行う(16日)。

 学生や若手社員向けに計量計測業界を周知する取り組みにも注力し、特別セミナーと展示会ツアーで業界の魅力を伝える(15日、西1ホール セミナー会場B)。

 同時開催展合同の基調講演

 同時開催展合同の企画として、二つの基調講演を行う(14日、会議棟1階レセプションホールB)。

 まず、経済産業省製造産業局産業機械課の池田秀俊課長補佐が「我が国製造業の動向と今後の課題」と題して登壇。コロナ禍を経て、日本の製造業を巡る状況変化や製造業の発展に向けたデジタル化対応への取り組みについて、政策とともに紹介する。

 また、俳優で経営者・研究者の顔も持つ、いとうまい子氏が「異業種から研究者へ-ロコモティブシンドロームに打ち勝つロボット開発-」の演題で登場。芸能界から大学入学を経て、ロボット工学と出会い、ロコモティブシンドローム(運動器の障害のために移動機能の低下を来した状態)を予防するロボットの開発秘話を語る。