2020.01.10 【製品別動向】回路部品

5Gと車載分野を中心に需要が伸びる受動部品

5GやCASEで需要押し上げ

 20年における受動部品の市場は、厳しいながらも、おおむね前年を上回る見通しだ。次世代高速通信規格5Gでは基地局への設備投資が始まり、端末の開発も進展。高周波対応部品の需要が伸びると見込まれる。

 自動車は、生産、販売台数が大きく増えることはないが、「CASE」(コネクテッド=connected、自動運転=autonomous、シェアリング=sharin...  (つづく)