2022.09.19 NANDフラッシュ7~9月、在庫調整に遅れで価格下落幅を下方修正

 台湾調査会社トレンドフォースの9月初めの発表によると、NAND型フラッシュメモリーは2022年第3四半期(7~9月)後半に入り、在庫調整が遅れている。需要側は消極的にみており、価格交渉をしない傾向がある。在庫への圧力から価格引き下げの動きがあり、同社は7~9月のウエハーの契約価格の下落幅について、当初予測の15~20%から30~35%へ下方修正した。第4四半期(10~12月)も厳しくみている。

 コロナ禍でデジタルトランスフォ...  (つづく)