2022.09.28 太陽電池で世界最高の発電効率実現へ 東芝がトップセル構造考案

試作した40ミリメートル角の透過型Cu2O太陽電池セル

 東芝は27日、太陽電池の世界最高発電効率につながるトップセルの構造を考案したと発表した。発電面積(セルサイズ)を拡大したことで実現したもので、自社の数字を更新した。技術成果は10月開催の「CEATEC 2022」で披露する。

 東芝が取り組む太陽電池技術のうち、「タンデム型太陽電池」で達成した。太陽電池の2セルをボトムとトップとして重ね合わせ、両方のセルで発電する。全体としての発電効率を上げることができる。限られた設置面積で供...  (つづく)