2022.10.03 キヤノンが新クラウド印刷サービス発売 在宅でも高いセキュリティーと管理機能を実現
キヤノンは、在宅勤務とオフィスのハイブリッドワークに対応したクラウド印刷サービスの提供を開始した。在宅でも、オフィスなどの高いセキュリティー環境と管理機能を提供する新クラウド印刷サービス「Hybrid Work Print」シリーズの第1弾として、スタンダード版を発売。ハイブリッドワークにおける生産性や利便性の向上を支援する。
在宅勤務とオフィスを併用するハイブリッドワークが浸透し、自宅でもオフィス同様の高いセキュリティーや生産性、利便性が求められている。こうした中、セキュリティーへの不安や在宅勤務の印刷状況の難しさから、自宅での業務印刷が認められない場合も少なくない。
今回発売の「Hybrid Work Print Standard」は、同社のオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCEシリーズ」のクラウド型MFP機能拡張プラットホーム「uniFLOW Online」を介して、オフィスから家庭用まで同社の幅広いプリンターを利用して、自宅での業務印刷を可能にする。在宅勤務での業務印刷を、オフィスと同等のセキュリティーを確保した環境の実現とともに、在宅勤務とオフィス出社を合わせた印刷状況を可視化する。
印刷データは全て暗号化されるため、高いセキュリティーを確保できる。印刷枚数やファイル名をユーザーごとにログとして収集し管理する機能や、CSVファイルに出力する機能も搭載。情報漏えいリスクに備えるだけでなく、自宅での業務印刷に伴う費用精算などにも活用できる。
今後、在宅印刷・管理を可能にする「Hybrid Work Print Simple」を2023年中に提供予定。