2022.10.11 気温下がり暖房・加湿器動く 3連休の家電量販店
ベスト電器福岡本店では暖房器具を求め、来店する人も多かった
ここ数日の急激な気温の低下を受け、8~10日の各地の家電量販店は、暖房機器や加湿器を買い求める来店客が目立った。
上新電機の各店舗では節電志向から、節電多機能モデルのエアコンがよく売れたほか、暖房器具も売れ、同社は「朝晩の寒暖差を感じる季節になり、例年より早い時期からファンヒーターやホットカーペットなどが売れ始めた」と話す。
ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)も暖房商品を買い求める人で混雑した。電気料金の値上がりもあり、エアコンの省エネ性を確認しての購入が目立った。
石油ファンヒーターやオイルヒーターなど持ち帰りできる商品が動いた。中でも部屋の空気の汚れを気にしなくて済むオイルヒーターなどが人気。乾燥を避けるための加湿器の売り上げも伸びた。
ベスト電器福岡本店(福岡市中央区)でも、電気ファンヒーターや電気ストーブ、ホットカーペットなど、季節物のコーナーを訪れる人が目立った。10日の「スポーツの日」に合わせて、体脂肪計やマッサージャーなど健康家電コーナーの商品を見に来る人も多かった。
(12日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)