2022.10.14 ビクターがボイスレシーバー「みみ楽」シリーズのワイヤレスタイプ

完全ワイヤレスタイプとなるボイスレシーバー「EH-W10」

 JVCケンウッドは、Victorブランドから、日常会話やテレビ音声などが聴き取りやすいようサポートする「みみ楽」シリーズの新ラインアップとして、シリーズ初の完全ワイヤレスタイプとなるボイスレシーバー「EH-W10」を10月中旬から発売する。価格はオープン、市場想定価格(税込み)は5万円前後。

 同機は、完全ワイヤレス型のシンプルでスタイリッシュなボディーに、耳への負担が少なく、長時間でも軽快な装着感を実現する圧迫感の少ない新形状のハウジングを採用。また、専用スマートフォンアプリ(iOS用、Android用)との連携により、自分に合った聴こえの状態(ユーザー固有の聴こえ特性)をガイダンスに沿って細かく測定・調整できるほか、周囲の環境や聞きたい音声に最適なリスニングモード(会話・テレビ・屋外・ノーマル)への切り替えもできる。

 従来モデルで好評を得てきた「より自然な聴こえの再現」を可能とする同社独自の音響技術を継承しつつ、「マスク補正」機能を追加するなど集音性能も強化した。ドライバーユニットには、口径8ミリメートルの高磁力ネオジムマグネットを採用し、アプリケーションの切り替え操作で、普段使いの完全ワイヤレスイヤホンとしても使用できる。

 同社は、「マスク越しの会話が聞き取りにくい」「視聴が増えたテレビやネット動画などの音声が聞き取りにくい」といったコロナ禍をきっかけとした生活様式の変化に伴う聴こえの悩みの改善をサポートするとともに、同シリーズのラインアップを強化する。