2022.10.27 日立金属のTOBが成立 手続き経て上場廃止に
日立製作所の上場子会社、日立金属は26日、米投資ファンドのベインキャピタルが主導するBCJ-52が進めてきた日立金属の株式公開買い付け(TOB)が25日に終了し、予定通り成立したと発表した。11月1日付で主要株主が異動する形。今後予定される一連の手続きにより、日立金属は上場廃止になる。
TOB成立を受け、同社は「資本再編は当社が変革と成長を加速していくための大きなチャンスと位置付けている」などとするコメントを発表した。「日立のポートフォリオ戦略の制約を受けることなく、独自の中長期的な成長戦略を立案し、大規模な投資をスピード感をもって実施することが可能となる」などとしている。
同社は資本再編にあたり、新社名「プロテリアル」への変更を発表している。