2022.10.27 キオクシア総投資1兆円 四日市新棟、米WDと最新メモリー、国補助も最大900億円超

四日市工場 第7製造棟(クリーンルーム内)=同社提供

 半導体大手キオクシアと米ウエスタンデジタル(WD)は26日、キオクシア四日市工場(三重県四日市市)の第7製造(Y7)棟の竣工式を開いた。

 キオクシアは第1期の総投資額が約1兆円になると表明。中長期的な市場拡大に備え、来年早期に出荷を開始する予定の3次元フラッシュメモリーの最新世代を中心に、生産増強を図る。 

 設備投資の一部については、経済産業省から最大929億円の交付金を受ける予定。Y7棟の稼働で、同工場全体のフラッシュメモリーの生産能力は、従来の1.3倍に増強される。

 (28日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)