2022.11.09 SCREENと長崎大が講座開設 移植用臓器の生体外常温灌流保存システムの臨床導入めざす

 SCREENホールディングスと長崎大学は1日、移植用臓器の生体外常温灌流(かんりゅう)保存システムの臨床導入を目指し、10月1日に同大学に共同研究講座を開設したと発表した。共同研究講座を通じ、提供される臓器の移植率向上に取り組む。

 まず2024年までに肝臓灌流システムの前臨床試験を行い、薬事データの取得、臨床デザインを構築する。25年から臨床研究に移行させ、長時間保存、脂肪肝、高齢ドナー、心停止ドナーを対象にした肝臓灌流シス...  (つづく)