2022.11.18 稼働音から機器の劣化検知 東芝の新技術 AIで保全のタイミング適切に 「状態基準保全」に貢献
東芝が発表した、機器の劣化の兆候を高精度に捉える「音響劣化推定AI(人工知能)技術」(既報)は、稼働音を収集する音響センサーの価格が安く、設置の制約が少ないというメリットもある。人手による定期点検での機器保全に代わり、機器の状態監視によって適切なタイミングで保全を行う「状態基準保全」への貢献を目指す。
機器の稼働音は、機器の状態を監視するための重要な情報の一つ。連続動作や繰り返し動作の多い機器では機器の異常や劣化が稼働音に現... (つづく)
続きは無料会員登録することで
ご覧いただけます。