2022.11.24 アキュフェーズが入出力波形表示に対応のクリーン電源
メーター部を液晶化したクリーン電源「PS-1250」
アキュフェーズは、液晶パネルを採用することで入出力波形の観測を実現させたクリーン電源「PS-1250」を発売。価格は88万円(税込み)。
アキュフェーズは1997年、電源の質を改善することによりピュア・オーディオの原点を追求するという理想のもと、クリーン電源の開発に成功、「PS-1200」を発売した。理想的な正弦波である基準波形と電源波形を比較し、不足分は補い、余剰分は取り除く画期的な技術で波形を成形、ひずみやノイズの少ないクリーンな電源を供給することで、ハイエンド・オーディオの音質をはじめ映像機器の画質にも絶大な効果を発揮し、世界中で高い評価を獲得してきた。
新製品PS-1250は、PS-1200から数えて6代目となる大容量のクリーン電源。長年の理想としてきた入出力波形の観測を実現するために「液晶パネル(LCD)」を搭載、波形成形の効果を確認できるようになった。
発振機を使わずに生成した高精度な基準信号をバランス伝送で波形補正アンプへ入力、波形補正アンプには「バイポーラ・パワートランジスターによる20パラレル・プッシュプル増幅回路」を採用し、低ひずみ率と同時に1200VAの大出力容量を実現した。
さらに厳しい規格をクリアし、高品質で安全性や信頼性の高いホスピタル・グレードのAC出力端子を10個搭載した。出力回路から各AC出力端子までの配線は同じ長さに調整され、AC出力端子によって音質に差が出ないように配慮している。
PS-1250は試聴環境の必需品として、音質改善に絶大な効果を発揮する。