オムロン子会社のオムロン ソーシアルソリューションズ（OSS）は28日、静岡県熱海市で、地域に関わる「関係人口」などを巻き込む共助とデジタルトランスフォーメーション（DX）のプラットフォーム作りを始めると発表した。

　空き家活用などに取り組むスタートアップのアドレスや、地元で地域再生を進めるmachimori（同市）といった企業と連携する。

　熱海市では、柱となる観光産業はコロナ禍などから回復しつつある。ただ、空き家率は全国でもトップクラスで、人口減少や少子高齢化といった課題の点で、全国で代表的な地域ともいえるという。

　そこで、地元で取り組みの第1弾として、ワーケーションなどで地域を訪れる人などを対象に、体験プログラムを提供。また、その移動手段として、MaaSサービスを提供するなどの取り組みを始める。

（29日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）