2022.12.20 日立ジョンソンのエアコン生産拠点がセル生産とロボットで効率化、熱交換器の「総アルミ化」も視野

栃木事業所の第5工場

 日立ジョンソンコントロールズ空調が、ルームエアコンの国内生産体制の見直しに着手し始めた。生産拠点の栃木事業所(栃木県栃木市)では現在、エアコン最上位機「Xシリーズ」に加え、リビングなど大きな部屋向けの200Vタイプの標準機用室外機を生産している。今後、標準機用室外機で100Vタイプの生産体制を来年にも整える構えだ。

 広大な敷地の中には、六つの建屋が立ち並ぶ。その一つである約3900平方メートルの第5工場では、国内向けエアコン...  (つづく)