2022.12.21 東芝D&S 低オン抵抗と高信頼性両立 新構造SiC MOSFET開発

今回開発した市松模様SBD配置型SBD内蔵MOSFETの模式図

 東芝デバイス&ストレージ(東芝D&S)と東芝は、低オン抵抗と高信頼性を両立したSiC(炭化ケイ素)MOSFETを開発した。

 内蔵されているショットキーバリアダイオード(SBD)を市松模様の配置に変更した新たなデバイス構造とすることで、高い信頼性を維持しながら同社従来製品と比較してオン抵抗(RonA)を約20%低減できることを確認した。

 パワー半導体は、あらゆる電気機器の省エネルギー化やカーボンニュートラ...  (つづく)