2022.12.21 米欧で半導体投資計画相次ぐ  各国政府の後押しも背景

 米国や欧州での半導体投資が加速し、直近に発表された主な設備投資計画だけでも、米欧で計10カ所以上に上る。デジタル化や自動車の電動化の流れの中、各国政府が国内産への補助などを打ち出していることが背景にある。中国や台湾を含む東アジアが中心になっていた生産構造から脱却できるかどうかが問われる。日本でも「国産回帰」の動きが相次いでおり、新年以降も目が離せない。

 半導体製造をエリア別に見ると7割強が東アジアに集中しているとされる。特に...  (つづく)