2022.12.27 地中深くのスマホの位置特定 有線給電ドローンが捜索 連続100時間飛行で早期救助支援、ソフトバンク、双葉電子、東工大が共同で

「ドローン無線中継システムを用いた遭難者位置特定システム」の仕組み(出所:ソフトバンク)

 ソフトバンクと双葉電子工業は、東京工業大学と共同で、土砂やがれきの中に深く埋まったスマートフォンの位置を特定する有線給電ドローンシステムを開発した。地震や台風による土砂崩れに巻き込まれた遭難者や要救助者の捜索の際、地中で圏外となっているスマホの電波をひろうドローンを、地上からの有線給電で100時間以上飛行させることができ、早期の発見、救助を支援する。

 ソフトバンクと東工大は、雪山や山岳地帯などでの遭難者や、土砂やがれきに埋ま...  (つづく)