2023.01.04 日立ソリューションズ、三井住友建設がシステム開発 ロックボルトの間隔を計測 建設DXを支援

システムを用いた計測作業(提供=三井住友建設)

 日立ソリューションズと三井住友建設は、トンネルなどの工事で使用する支保材「ロックボルト」の間隔を計測するプロトタイプシステムを共同開発したと発表した。対象物までの距離の情報を取得できる「デプスカメラ」を用いた仕組みで、現場に試行的に導入し性能を確かめた。建設業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援し、生産性と安全性の向上につなげたい考えだ。

 ロックボルトは、ゆるみや脱落が予想される地山や岩塊を押さえつけるため...  (つづく)